GRC第1回NPDワークショップのご案内

 GRCでは2018年2月28-3月1日に、共同利用共同研究拠点「先進超高圧科学研究拠点(PRIUS)」及び新学術領域研究「核-マントル共進化」技術開発班の共催による、ナノ多結晶ダイヤモンド(NPD=ヒメダイヤ)の超高圧科学への応用に関するワークショップを開催いたします。GRCで開発されたNPDは、現在様々な分野への応用がすすめられ、多くの先進的な研究成果があがっています。本ワークショップは、NPD及び関連物質の超高圧科学・技術への応用について、国内の超高圧科学分野における主要なNPDユーザー等を招いて現状をご紹介いただくとともに、今後の課題についても議論する初めての機会となります。
 また本ワークショップ前日の2月27日から28日午前にかけて、同会場にて平成29年度PRIUS報告会・シンポジウムを開催予定ですので、こちらのほうもぜひ参加をご検討ください。

GRC第1回NPDワークショッププログラムico_pdf01            

            GRC 1st NPD Workshop
        ナノ多結晶ダイヤモンドの超高圧科学への応用

共催:愛媛大学先進超高圧科学研究拠点・新学術領域研究「核-マントル共進化」技術開発班
場所:愛媛大学理学部構内総合研究棟4階会議室

[2/28(水)]
13:00-13:30 入舩 徹男(愛媛大・GRC)挨拶・NPD合成の現状
13:30-14:00 米田 明(岡山大・IPM)半導体ダイヤモンドヒータ:これまでの纏めと今後の展開へ
14:00-14:30 有本 岳史(愛媛大・GRC)焼結ダイヤモンドアンビルを用いた川井式装置による高温発生
14:30-15:00 山崎 大輔(岡山大・IPM)焼結ダイヤモンドアンビルを用いた川井型装置による高圧発生
15:00-15:30 休憩
15:30-16:00 國本 健広(愛媛大・GRC)NPD製アンビルを用いた川井式マルチアンビル装置による超高圧発生
16:00-16:30中本 有紀(阪大・基礎工)NPD-DACによる超高圧発生
16:30-17:00 石松 直樹(広島大・理)EXAFSによる元素選択的な局所構造解析へのNPDアンビルの利用:現状と今後の展望
17:00-17:30 福井 宏之(兵庫県立大・理)高圧下酸素K端X線ラマン散乱測定におけるNPDの利用

[3/1(木)]
9:00-9:30 境 毅(愛媛大・GRC)NPDを用いた2段式DAC
9:30-10:00 東 真太郎(九大・理)NPDの利用によって広がる超高圧変形試験機回転式DACの可能性
10:00-10:30 松本 凌(物材研)ダイヤモンド電極導入型DACによる100GPaへの到達と圧力下電気抵抗測定
10:30-11:00 休憩
11:00-11:30 石川 史太郎(愛媛大・工)NPDの電気伝導度制御・ドーピングの試み
11:30-12:00 真下 茂(熊本大・IPPS)NPDの衝撃圧縮挙動と動的強度
12:00-12:30 栗尾 文子(シンテック)NPDの加工
12:30-13:00 総合討論

お問い合わせ先:愛媛大学研究支援部研究拠点第2チーム
        E-mail: prius@stu.ehime-u.ac.jp, Tel: 089-927-8165,
        GRC-HP: http://grc.ehime-u.ac.jp/

地球深部ダイナミクス研究センター

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