柿澤翔さんらの論文がAmerican Mineralogist誌の”Noted Paper”に選出

Mg端成分のsuperhydrous phase B (Mg10Si3H4O18)の結晶構造.今回、この構造にAlとHのカップリング置換が起こり、含水量が増えると同時に驚くべきことに温度安定性も上昇することが明らかとなった。


 「American Mineralogist」はアメリカ鉱物学会が発行する伝統ある専門誌です。このほど、GRCで研究を進める柿澤翔さん(理工学研究科博士後期課程3年,指導教員:井上徹教授)らにより同誌に発表された論文(2018年8月号に掲載)が、同誌の編集委員により”Noted Paper”に選出されました。
 本研究は地球深部での水について実験的に調べた研究で、マントル深部で存在可能なスーパー含水B相に、Alの置換効果でさらに多くの水が存在可能であること、加えて温度安定性が上昇し、一般的なマントル温度に相当する温度まで安定に存在可能であることを示しました。


対象論文:Kakizawa, S., Inoue, T., Nakano, H., Kuroda, M., Sakamoto, N., Yurimoto, H. (2018): Stability of Al-bearing superhydrous phase B at the mantle transition zone and the uppermost lower mantle, American Mineralogist, 103(8), 1221-1227, doi:10.2138/am-2018-6499


【American Mineralogist Noted Paper HP】
http://www.minsocam.org/msa/Ammin/AM_Notable_Articles.html
【論文HP】
http://www.doi.org/10.2138/am-2018-6499

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