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第1回グローバルCOEシンポジウム
"地球深部物質学のアジアにおけるネットワーク(TANDEM)形成に向けて"
  Towards Formation of The Asian Network in Deep Earth Mineralogy (TANDEM)


  地球深部ダイナミクス研究センター(GRC)では、11月23日-25日の3日間にわたり、グローバルCOE第1回国際シンポジウム「Toward formation of The Asian Network in Deep Earth Mineralogy (TANDEM」を、愛媛大学理学部構内の総合研究棟で開催しました。シンポジウムには中国、台湾、韓国、オーストラリアなどアジア諸 国を中心に35名、また国内から20名余りの他大学からの参加者、GRCを中心とした約40名の愛媛大学の研究者・大学院生など、合計100名近くが参加し、各大学の主要研究プロジェクトや設備の紹介、また最新の研究成果の発表をおこないました。
 GRCを中核としたグローバルCOEプログラム「先進的実験と理論による地球深部物質学拠点」では、その重要な目標の一つとして、アジアにおける地球深部物質学の世界的拠点形成を掲げており、今回のシンポジウムはその第一歩として重要な成果がありました。次回のTANDEM会議は、中国武漢にあるChinese University of Geoscienceで 2010年にGRCとの共催で開催することが決定するとともに、今後ホームページ、ニュ ースレター、メーリングリスト等による情報交換や人材交流に基づき、アジアにおける研究教育ネットワークの形成を目指すことが確認されました。TANDEMには、現在20余りの大学や研究機関の研究室がメンバーとなっていますが、今後更にその数を拡 大していく予定です。