GRCとニューヨーク州立大間で日米共同研究開始   

 GRCの超高圧分野を中心としたグループ(代表者入舩)とニューヨーク州立大(SUNY)を中心とした高圧物性グループ(代表者R.C. Liebermann)との間で、本年度より2年間日本学術振興会後援による日米科学協力事業・共同研究の開始が決定されました。本研究は放射光実験、超高圧実験、超音波測定実験を組み合わせ、地球深部条件下での弾性波速度の精密測定をめざすものであり、相互に研究者を派遣した共同研究が予定されています。本年度はGRC側から学振DC特別研究員が、またSUNY側からは研究助教授のそれぞれの研究室に長期間滞在予定です。GRC-SUNYの共同研究は平成9〜10年度にはやはり学振の援助により、また平成11年度〜13年度は文部省海外学術研究として継続的に実施されています。

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