GRCを中心とするグローバルCOE「地球深部物質学」の連携先代表であり、GRCの客員教授も務めている東京大学大学院理学研究科附属地殻化学実験施設の鍵裕之教授が、この度アメリカ鉱物学会(Mineralogical Society of America, MSA)のフェローに選出されたとの連絡がありました。MSAは1919年に設立され、アメリカを中心とに世界各国に会員を有する鉱物科学分野の国際的学会組織です。フェローの称号は鉱物科学関連分野における顕著な研究業績を有する研究者に与えられ、毎年、選挙により全会員数の0.5%以下の会員に授与される規定になっています。鍵教授による、分光学や地球化学的な手法を駆使した天然ダイヤモンドをはじめとする高圧相鉱物の物性や生成条件の解明への多大な貢献が、高く評価されたものです。

       





         
          
鍵GRC客員教授がMSAフェローに選出
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