GRCと共同研究をすすめている、愛媛大学理学部化学科の山田幾也助教(GRC研究員)の研究課題「新規異常高原子価物質における革新的機能の開発」が、JSTの戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の「新物質科学と元素戦略」領域において採択されました。「さきがけ」は、若手・女性研究者を主な対象とした、登竜門的な競争的資金として知られています。今回の選考では、当該領域における228件の応募課題のうち、13件のみが採択されました。山田助教は、GRCとの緊密な研究協力関係の下、高温超伝導体などの新規物質の超高圧合成や、結晶構造解析・電子物性評価に取り組んでいます。GRCでは、高度な超高圧実験技術を用いた学際的研究も重視しており、学内外の研究者との連携を強め、新しいサイエンスの推進を支援しています。         
                  
   
         山田幾也助教(右から3番目)と研究室の皆さん
          
山田幾也GRC研究員「さきがけ」に採択
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