GRCでは、地球深部科学の研究に加えて、超高圧合成技術を活用した新物質の開発にも取り組んでいます。その重要な成果が、入舩徹男センター長らによる世界最硬ヒメダイヤの合成と実用化ですが、西山宣正前GRC准教授(現ドイツ放射光研究所)らにより開発された、ナノ多結晶スティショバイト(NPS)など、新しい超硬材料などが次々と発表されています。今回のNHKによる取材では、NPSに関する入舩センター長による解説とともに、ヒメダイヤやNPS開発の経緯や、今後の方向についてもインタビューがおこなわれました。これらの取材に基づき、2012年10月30日(火)の「おはよう日本」において、その内容が「超高圧パワーによる新素材の開発」というタイトルで約5分間全国に放映されました。


     
     (左:ナノ多結晶ステショバイト(NPS),右:原材料のシリカガラス)
                             
NHK「おはよう日本」の全国放送
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