GRC超高圧グループの丹下研究員らは、7月のSPring-8ビームタイムにおいて、川井式(6-8)マルチアンビル装置(KMA)による世界最高記録である約70万気圧の圧力発生に成功しました。KMAはダイヤモンドアンビル装置(DAC)とともに、地球深部の物質科学的研究に用いられており、試料容積が大きい特徴を生かして超高圧下での精密な物性測定や相転移の観察に利用されています。これまでの最高記録は、岡山大学の研究グループが2004年2月に達成した63万気圧でした。

      




















マルチアンビル装置による最高圧力達成
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