第207回ジオダイナミクスセミナー
Geodynamics Seminar
「地球深部物質学拠点構想と重点課題」
"Toward a world-class center of excellence in deep Earth mineralogy:
planning and perspective in our Global COE program"
入舩徹男(GRC教員)
主催 : 愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター
日時 : 2008年7月4日(金) 17:00〜
場所 : 愛媛大学理学部講義棟1F101室
要 旨
GRCが中核となり、愛媛大学理工学研究科の固体地球物理系教員、および連携先のSPring-8・東大・ニューヨーク州立大学の研究者を加えた「先進的実験と理論による地球深部物質学拠点」が平成20-24年度の"グローバルCOE"に採択された。本プログラムでは超高圧実験を中心とした実験分野と、第一原理計算など数値シミュレーション分野の拠点メンバーの共同作業により、「中心核物質」「下部マントル」「地球深
部水」をキーワードとした先端的研究の推進をおこなうとともに、放射光・中性子実
験を中心とした「量子ビーム」応用を含めた新しい地球深部物質学の展開を期す。また、国内外の連携先を中心とした研究機関や拠点メンバーによるインターンシップを初め、若手研究者育成や高度技術者の育成を目指した様々な教育プログラムを実施する予定である。講演ではGRCの今後の活動にとって極めて重要となる本プログラムの概要、およびその推進における重点的課題について報告する。
問い合わせ先:土屋 卓久 TEL (089)927-8198
E-mail takut@sci.ehime-u.ac.jp