第98回ジオダイナミクスセミナー
　 　Geodynamics　Seminar

要　旨
　高圧流体を媒体とし圧力・温度を変えて，物質の特性を調べることは質の高い物質データを得るために重要です．この良好な静水圧条件下で，本研究分野では材料の弾性波速度を超音波パルス法により測っています．超硬合金について4 mmから1〜2 mm程度の大きさまでの試料について2 GPa，600 ℃までの範囲で測定を行った．
　また，金の弾性波速度の測定も0.1GPaまで予備的に行った．さらに，ニオブ酸リチウム振動子により，約1000 ℃までの超音波速度測定が可能であることを示すこともできた．それらより求められた材料の弾性定数の圧力・温度特性について述べる．





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