第七回惑星深部研究会@しもなの郷を開催

本センター数値計算部門のメンバーが中心となり、第七回惑星深部研究会をしもなの郷(高知県仁淀川町)で開催いたしました。今回は東大、東工大、九大、JAMSTEC、産総研、グルノーブル・アルプ大学の研究者・学生ら計22名(うち外国人3名)が参加し、高知県仁淀川町のしもなの郷、四国カルスト天狗高原のカルストテラスにて、二泊三日の研究集会を行いました。
一日目にはナイトポスターセッションも行われ、この酷暑でも冷房が不要な涼しい部屋で、熱い議論が交わされました。三日目は四国カルスト・天狗高原に移動し、日本一標高の高いカルストの石灰岩を見学したり、カルストテラス内の資料館で西日本の形成過程や現在の四国の地質について学習しました。
山あいの静かな環境の中、ざっくばらんな雰囲気で、研究者や学生の交流も深まり、大変有意義な会となりました。次回は3月に愛媛大学で開催予定です。

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<参加者の声>
本研究集会では、形式ばらず地球深部構造や鉱物物理、地球ダイナミクスに対して理解を深めることができ非常に楽しかったです。私の研究発表に対するフィードバックもいただくことができ、自身の研究課題もより明確になりました。自然豊かな環境にて他研究者と交流を行える機会は普段ないため、貴重な経験をさせてもらったと感謝しております。(東京工業大学M2 松永拓巳)

今回、初めて参加させていただきました。惑星深部を研究している教員や学生の方々と集中的に議論する機会としても初めてであり、良い経験になりました。自分の発表でも様々なフィードバックをいただき、今後の研究に活かしていきたいと思います。次回以降に参加させていただいた際には、他の方にとっても実りのある議論ができるよう今後の研究活動に取り組んでいきたいと思います。(東京工業大学M1 北村壮彦)

今回初めてこの研究集会に参加し、異なる分野の方々の興味深い研究発表を聞くことができ、とても勉強になりました。特にポスターセッションで、他大学の方の発表を聞いた際、現時点での研究成果に満足せず、さらに地球内部の複雑なメカニズムを解明しようという探求心に感動しました。また、自分の研究発表では、質問をしていただくことで、何が理解できていないのかを把握することができました。この会で学んだことを、今後の研究に活かしていきたいです。(愛媛大学B4 稲垣喜久代)

地球深部ダイナミクス研究センター

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