平井寿子GRC客員教授がJpGUフェローに選出

 日本地球惑星科学連合(JpGU)は我が国の地球・惑星科学関連分野の51学会が参画し、1万人を越える会員を擁する地球惑星科学分野の連合学会です。JpGUでは「地球惑星科学におけるパラダイムシフトやブレークスルーなど、地球惑星科学の学術の発展に著しい貢献をした者」に対してフェローの称号を授与していますが、このたび、平井寿子GRC客員教授が、2021年度のフェローに選出されたことが4月12日付で発表されました。

 平井教授の受賞理由は「クラスレート化合物などの高圧物質科学とその地球惑星内部への適用に関する顕著な貢献」であり、特にC60フラーレンなどの炭素クラスレートやガスハイドレートなどの相転移機構の解明、およびその地球惑星内部への応用に関する独創的で優れた研究成果が高く評価されたものです。

 平井教授は、2009年からGRCにおいてグローバルCOE教授として、また2013年から2016年までは愛媛大学特命教授として、GRCにおいて教育・研究に携わっていただき、愛媛大学退職後もGRC客員教授・立正大学特任教授としてGRCと連携した研究活動を続けられています。
 なお、今回の選考では4名の会員がフェローに選ばれ、2021年5月30日(水)から6月6日(日)までオンラインで開催されるJpGU-2021大会期間中に、称号が授与される予定です。


【参考HP】
日本地球惑星科学連合HP内:連合フェローのご紹介




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