このたび、藤野清志氏が、日本鉱物科学会の「渡邉萬次郎賞」を受賞されました。
渡邉萬次郎賞は、渡邉萬次郎博士の寄付金を基金として設けられた賞で、鉱物科学およびその関連分野において卓越した研究業績を挙げ、長年にわたり当該分野の発展に貢献した研究者に贈られる賞です。授与式は、2026年9月24日から26日に東京大学で開催された日本鉱物科学会2026年年会において執り行われました。
藤野氏は1978年に愛媛大学に着任し、15年にわたり助手、助教授、教授として教育・研究活動に従事されました。愛媛大学在職中には高圧地球科学・鉱物学研究の発展を牽引するとともに、多くの学生や若手研究者の育成にも力を注がれました。また、同氏が愛媛大学で築いた研究基盤は、後のGRCの発展へとつながり、現在の高圧地球科学研究を支える重要な礎となっています。その後、北海道大学を退職されたのち松山に移住され、平成24年から28年までGRC客員教授として、GRCの電子顕微鏡鉱物学や地球深部物質学の教育や研究に多大なる貢献をいただきました。
