Ritterbex研究員がJ.C.Maxwell賞を受賞
GRCのSebastian Ritterbex研究員が、Taylor & Francis社出版のPhilosophical Magazine誌に発表した論文、“On low temperature glide of dissociated <110> dislocations in strontium titanate”が、同誌のJames Clerk Maxwell 2018賞を受賞しました。この賞は同誌およびその姉妹誌Philosophical Magazine Lettersに掲載された論文のうち、特に秀逸なものに対して年間数件程度に授与され、Ritterbex研究員の論文は2018年に受賞した3件のうちの1つに選ばれました。Ritterbex研究員はGRC理論鉱物物性グループの土屋卓久教授の指導のもと、第一原理計算を基礎として地球深部物質の原子拡散と粘性など、レオロジーに関する理論的研究をすすめています。
【論文】 Ritterbex, S., Hirel, P. and Carrez, P.H., On low temperature glide of dissociated (110) dislocations in strontium titanate, Philos. Mag., 98(15), 1397-1411, 10.1080/14786435. 2018.1438682, 2018.