JpGUフェローと西田賞にGRC教員が選出
このたび、JpGUのフェローと西田賞に、GRC入舩徹男教授と土屋卓久教授がそれぞれ選出されました。毎年数千名(2016年は約7000名)の参加者のもと大会を開催しているJpGUでは、「地球惑星科学におけるパラダイムシフトやブレークスルーなど、地球惑星科学の学術の発展に著しい貢献をした者」に対してフェローの称号を、また「新しい発想によって優れた業績を挙げ、国際的に高い評価を得ている」45歳未満の研究者に対して地球惑星科学振興西田賞(西田賞)を授与しています。
このたび両選考委員会から、フェローとして入舩教授が「高圧地球科学、特に超高圧実験を駆使したマントル物質とスラブ関連物質の挙動解明における顕著な業績」により、また西田賞受賞者として土屋教授が「第一原理計算による地球深部ダイナミクスの研究」により選出されたことが公表されました。授与式は5月20日~25日の6日間に渡り幕張メッセで開催されるJpGU大会期間中の23日夕刻に行われます。なお、今年度の大会は、世界144か国に6万2千人の会員を擁するアメリカ地球物理連合(AGU)との共催で、初のJpGU-AGU合同大会として開催され、1万人を超える参加者が見込まれています。この合同大会では、入舩教授がAGU側代表としてプログラム委員長を務めています。
【参考HP】
日本地球惑星科学連合 http://www.jpgu.org/